三井ダイレクトの車両保険限定タイプについて詳しく解説していきたいと思います。

三井ダイレクトの車両保険には一般タイプと限定タイプの2種類があり状況に応じて選択できるようになっています。

他社で言うところの一般車両保険と車対車限定+aのことですね。

一般タイプと限定タイプの補償範囲の違いは以下のようになっています。

上図の通り、限定タイプでは車と車の衝突はもちろんのこと飛び石などのアクシデントは補償の対象となっていますが、自損事故や当て逃げ自転車との接触は補償の対象外となっています。

車の価値が落ちてきて自損事故などは仕方ないという方は限定タイプでもいいですが、まだ車が新しいうちは一般タイプに加入しておくことをおすすめします。

ちなみに三井ダイレクトでの一般タイプと限定タイプの加入の内訳は以下のようになっています。

加入者の約6割が車両保険に加入しており、そのうちの4分の3が一般車両保険に加入していますね。

どうせ加入するならどんな場合も補償される一般車両保険に加入しようと思う方が多いのだと思います。

ちなみに三井ダイレクトの車両保険では基本補償の中に車両全損時臨時費用保険金が含まれており、全損扱いになった際に車両保険金額の10%(ただし20万円を限度)を車両全損時臨時費用保険金として支払ってもらうことができるようになっています。

全損とは車の修理費用が価値を上回ってしまった状態のことを言い、被害に会った方は修理もできず買い替え費用にもならないためトラブルになりやすいです。

そのため相手が対物超過修理費用特約に加入していることも多いのですが、もし加入していなかったら車の価値分しか補償してもらうことができないため非常にありがたい特約になります。

車の価値が小さくなってしまったらあまり必要ないですが、まだ車の価値が高いうちは加入しておいた方がいいかもしれません。

なお10年落ちの車などは全損扱いになりやすいため、人によってはこの特約をつけていることも多いようです。

三井ダイレクトの車両保険で限定タイプに加入しようと思っている方は補償範囲をきちんと把握したうえで加入するようにしてください。