三井ダイレクト自動車保険で利用できる特約を紹介していきたいと思います。

三井ダイレクトの対物賠償保険には2つの特約が用意されています。

一つは対物超過修理費用補償特約でこれは任意でのセットになるので必要なら加えるといった形になります。

対物超過修理費用補償特約は事故を起こした際に相手の車が全損扱いになった場合に50万円を限度に時価額にプラスして補償してもらえるというものになります。

自分のための特約ではないのですが自動車事故でもめる原因として最も多いのが全損扱いになった時なので、無用なトラブルを避けるためにもセットしておくことをおすすめします。

もう一つの特約は他車運転特約でこちらは自動でのセットとなっています。

他車運転特約はその名称通り他人の車を運転して事故を起こした際に自分の車の補償内容で賠償できるというものになります。

続いて自身のけがに関する補償で利用できる特約ですが、三井ダイレクトでは人身傷害保険も搭乗者傷害保険も任意でのセットになるので覚えておきましょう。

人身傷害保険では搭乗中のみ補償特約を任意でセットできるようになっており、これをセットすると人身傷害保険の補償を契約している車に搭乗中に限定する代わりに保険料を安くすることができます。

搭乗者傷害保険では搭乗者傷害Wケアと搭傷死亡等対象外特約を任意でセットできるようになっています。

搭乗者傷害Wケアは搭乗者傷害保険について、ケガの際に支払ってもらえる医療保険金を2倍にして補償してくれるものと満18歳未満の未婚の子を扶養している方が事故により死亡または重度後遺障害を被り、搭乗者傷害保険の支払の対象となる場合に、1名につき500万円を育英費用保険金を補償してれる特約がセットになったものになっています。

搭乗者傷害保険を利用している方で万が一の事故の際に手厚い補償を受けたいと思っている方は利用してみてください。

続いて車両保険に追加できる特約にはレンタカー費用特約と事故付随費用補償特約と身の回り品補償特約がありすべて任意でのセットとなっています。

レンタカー費用特約は車が修理等で使用できない間に、被保険者が実際に負担したレンタカー費用を補償してくれる特約でこれは車両保険をセットしていなくても利用できる特約となっています。

事故付随費用補償特約は事故を起こしてやむをえず最寄りのホテルに宿泊したり公共交通機関で帰宅した場合にその費用を補償してくれるというものになります。

身の回り品補償特約は事故を起こした際に社内に合った物が破損した場合にその費用を補償してくれるというものになります。

事故付随費用補償特約と身の回り品補償特約はどちらも車両保険をセットしている時のみ利用できる特約となっています。

最後のその他の補償ですが、三井ダイレクトでは「年齢条件設定と運転者の範囲に関する特約」「ファミリー傷害特約」「弁護士費用補償特約」「ファミリーバイク特約」を必要に応じてセットできるようになっています。

ファミリー傷害特約は家族がケガで入院または通院となった場合に保険金を支払ってもらえる特約で、ケガで入院の場合は入院1日につき5,000円(事故の日から60日以内の入院)、怪我で通院となった場合は通院1日につき1,000円(事故の日から60日以内の通院で30日限度)を補償してもらうことができます。

ファミリー傷害特約にはファミリー傷害ワイドタイプとファミリー傷害アウトドアタイプの2タイプがあり、ワイドタイプでは自宅内外を問わず、アウトドアタイプでは自宅外での事故を補償してくれることになっています。

ファミリー傷害特約を利用する場合はライフスタイルに合わせてリスクが大きい場所を補償してくれるプランを選びましょう。

他の特約については他社で扱っているものばかりなのでここでは説明を割愛しますね。

以上が三井ダイレクトで利用できる特約になります。

補償と保険料のバランスを考えながらライフスタイルに合った補償プランを作成してみてください。